スポーツ×フィンテック

スポーツに関与する人

スポーツは野球やサッカーといったメジャースポーツになれば、その関わり方の深い浅いはあれど、多くの人々が関心を寄せ、必然的に関わる人の数は多くなります。
しかし、マイナー競技となると、途端に限られた人たちだけのニッチな娯楽となってしまいます。

この構図はそのスポーツが作り出す経済と比例していると思います。
関わる人が多ければ、それに比例して大きなお金が動く。
プロ野球選手の中には年棒が億単位の選手もゴロゴロいます。
それに比較して、マイナースポーツではサラリーマンの年収以下でスポーツを続けている人も多くいます。
働きながらアスリートとしての活動を並行して行っている選手もいます。

観る人が増えると、それはエンターテイメントとして価値が上がり、選手の収益が増え、競技人口が増える。
より魅力的な選手が増えれば、観る人もさらに増える。そしてエンターテイメントとしての価値はさらに高まる。

スポーツへ出資する企業の多くは、広告効果や自社のブランディングなどを目的として出資します。
それらは観る人の数、そして魅力的な選手に大きく依存します。
つまり関与する人が増えれば、上記のような正のスパイラルが発生します。

この構図はまさに仮想通貨の構図と似ています。
関与する人、つまり保有する人だったりマイニングする人だったり、取引をする人だったりが増えることで、価値のなかった単なるデータが、価値のある通貨となります。

つまり、まず必要なのは選手に限らず、いろいろな形でスポーツに関与する人を増やすことが重要なのです。

 

いかに関与する人を増やすか

いかにスポーツに関与する人を増やすか。

「芸術に人が感動するのは、その作品の裏側にある、制作過程や人生、人柄といったバックグラウンドに想いを馳せることで感動する。」ということを聞いたことがあります。
スポーツもこれと同じことが言えると考えています。

選手個人の物語に人は共感し、応援したくなる。
つまりどんな過程を経て今があるのか。どんな経験をしてきたのか。どんな思想を持っているのか。
これに関してはスポーツ云々は関係なく、ひとりの人として共感が得られるものだと思います。

技術的なものはその競技に関係する人にしか意味をなさないけど、そういった選手の物語の部分に関しては、スポーツに興味のない人でも、なにか自分の生活に活かしていけるはずです。

Cheersでは、アスリート自身の経験や思想といった部分を中心に、アスリートにコンテンツを提供していただく方針です。
そうすることで、Cheersというプラットフォームにより多くの人に関与してもらいたいと考えています。

しかし、それだけならフィンテックは必要ありません。
ではなぜ、Cheersは独自トークンを使用していくのでしょうか。

 

アスリートの「生の声」

私たちが普段目にするニュースなどの情報は、取材対象者(選手)に取材をして編集したものが公開されます。
編集は、より読みやすくするといったユーザー目線のものもあれば、メディア側がユーザーの理解を誘導することもあります。
ウェブメディアのタイトルによる「釣り」問題もその一つです。
クリックしてもらいたいがために、あえて過激な場面を切り取ってタイトルにするという、取材を受けた側からは到底許しがたい行為です。

スポーツの情報では、試合の結果や決定的なシーン、インタビューなど様々ですが、選手の生の声というものは、ファンが欲している情報の一つではないかと思います。
生の声をより充実した形で届けるためには、その選手の生の声というコンテンツに対して、それ相応のインセンティブが必要でした。

 

CheersとGymnasium

Cheersは、アスリートがコンテンツを提供すると、CheersからインセンティブとしてGymnasiumが支払われます。
内容に関わらず、まず提供してくれたことに対してインセンティブを与えます。
その後それを見たユーザーによって評価され、評価が高いものに対してはボーナスが支払われます。

これらは全て人の手を介さずに、Cheersに関与するアスリートやユーザーによって自律的に行われます。
取材者や編集者、メディアの方向性などに左右されず、本当に必要とされるものが評価される仕組みです。

さらに、評価する側のユーザーも、評価したコンテンツが他のユーザーにも評価されてベストコンテンツとなると、コンテンツ提供者とともに、インセンティブの山分けが行われます。

つまりCheersでは、「コンテンツを提供する」や「コンテンツを評価する」といった行為は、Bitcoinなどにおけるマイニングの機能に相当します。

アスリートの生の声をより高いクオリティでファンに届けるようにするために、Cheersは独自トークンを作り、ICOによって販売し、Gymnasiumにインセンティブとして十分な価値をつけようとしています。

 

Gymnasiumの今後

Cheers上でもGymnasiumはコンテンツの購入や投げ銭といった形で使用され、後に取引所での取引も可能になる予定です。
インセンティブやCheers内での交換手段としての機能だけでなく、市場価値のある仮想通貨としても将来的には活用可能にしていこうと考えております。