なぜ「Cheers」をつくろうと思ったのか

選手活動における資金面の課題

おそらく学生時代に何らかのスポーツをしていたという方も多いと思います。
しかしスポーツ選手のほとんどは、学生時代(長くて大学)でプレーヤーとしての人生を終えます。
どんなに頑張っても、どんなになりたくても、プロや社会人チームに入ってスポーツでお金を稼げる人は上位数名であるというのが現状です。

そこに僕が思うのはとても単純で、プレーヤーとしてスポーツを続けたい人が、続けられるようにしたいということでした。

つまり、いかにして多くのスポーツ選手がお金を稼げるような仕組みを作れるか、そこが重要でした。

 

デュアルキャリア

アスリートの資金面の課題以外に、Cheersが目的としているのは、アスリートの「デュアルキャリア」をいかに構築していくかという点です。
アスリートの「セカンドキャリア」の問題は多くの方が知っているかと思います。

「セカンドキャリア」という概念は、競技人生のその後の人生について考える、というものでしたが、 実際、競技を引退してから次のキャリアを考えてしまっては、年齢的に大きなビハインドを背負ってしまい、なかなか次のステージに進めないという課題がありました。

それに対し「デュアルキャリア」という考え方は、現役中から様々なものに触れ、見識を広めたり、知識を増やしていくという、現役中から競技引退後の生活を見据えていこうという考え方です。

ではデュアルキャリアを構築するためには何が有効で何が必要なのか、スポーツ庁を中心に様々な取り組みがなされているところですが、Cheersはアスリート自身が歩んできたスポーツ人生を振り返り、そこで得た技術や知識、経験などを世の人々に伝えることで、自分自身を見つめ直し、ユーザーとの交流を通して、さらに学びを深めていくという、そんな場が必要であると考えたのです。

 

アスリートとファンの関係性

もう一つCheersで解決しようとしている課題があります。
それは、スポーツ選手とファンの関係性です。

通常スポーツ選手とファンの関係性は、「見る」「見られる」関係です。
ここの関係はインタラクティブなものではなく、一方通行の関係です。

選手とファンが交流するイベントなどは存在しますが、それも一時的で限定的なものです。

選手が自らコンテンツを発信し、ファンはそれに対してリアクションをする。そのリアクションに対して選手が再びリアクションを起こす。そういった相互関係を築くことこそ、既存のスポーツ選手とファンの関係を再構築することにつながります。

さらに、先ほどのデュアルキャリアにもあるように、様々な人と関わり合いを持つことで、選手自身も新たな気づきを得られます。
ファンは選手とより近いコミュニケーションを図ることができるようになります。

お互いにとって「見る」「見られる」という立場の垣根を越えてコミュニケーションを持つことはとてもプラスになるはずです。